■白髪の原因■
私たちの髪が通常黒く見えるのは、メラニン色素があるためです。 メラニン色素は、アミノ酸の一種であるチロシンから、メラノサイト(色素細胞)で作られます。
白髪ができるのは、このメラノサイトの働きが、何らかの原因で弱まったり消失したりして、メラニン色素がつくれなかったためと考えられています。
メラノサイトの働きが弱まったり消失してしまう原因としては、遺伝、老化、生活環境、病気、ストレスなどが挙げられますが、残念ながら、その原因はまだ十分解明されるまでには至っていません。
■白髪の防止対策■
白髪の根本原因が解明されていない以上、医学的・薬学的に白髪を黒髪によみがえらせることはできません。残念ながら現在のテクノロジーでは、白髪が気になる場合には、白髪染めを使って上手に黒髪にもどしてやることが最善の方法のようです。最近ではヘアカラーを使った毛染めも若者のあいだで多くやられており、白い毛を黒く染めることにそれほど抵抗がなくなってきています。
なお、普段の食事によって、少しでも白髪の進行を遅くしようとする試みも提案されています。髪を黒くするのに必要な栄養素は、ミネラルの中でも、亜鉛とカルシウム、それに銅です。
亜鉛は、髪の主原料であるアミノ酸の合成に不可欠な栄養素です。牡蠣や牛肉、ゴマ、卵などに多く含まれています。
カルシウムは、メラニン色素を作るメラノサイト(色素細胞)を活性化します。乳製品や小魚,大豆、海藻などに多く含まれています。また、銅はカロチンを黒くするのに使われます。食物ではアーモンドや牡蠣、えびなどに含まれています。
このように食べ物を重視する考えは「医食同源」の考えにも通じるもので、健康生活を維持するためにもとても大事なことです。
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